Wonder★kidsのこだわり その①

 ”手作りの教材”

ワンダーキッズの授業で子供達が使っているひらがな練習のプリント。これ、なんと、スタッフ手作りのものなんです!私たちも、最初は、市販の練習帳や、インターネットから無料でダウンロードできるプリントなどを利用していました。しかし、市販の商品は、もちろんコピーライトの問題がありますので、そのままコピーして使う訳にはいきません。また、インターネットから無料でダウンロードできるプリントなどには、いろいろと難点があることに気づいたのです。

1. 練習する文字の多さ

まず、市販のプリントは、「練習する文字数が非常に多い」ということ。参考までに、私の手元にある市販の練習帳を見てみると、なんと、同じひらがなを見開き2ページに渡って23回も(!)繰り返し書くようになっています!これでは、子供がやる気を失ってしまうのも無理はありません(泣)。私たちは、子供達が無理なく取り組めるよう、一度に同じひらがなを繰り返すのは最小限に留め、集中力が途切れないような教材を作っています。

2. 手書きの文字は、馴染みやすく、真似しやすい

市販のものの中には、もちろんお手本の美しい練習帳もありますが、時には丸文字を使っている練習帳もあります。丸文字のお手本では、ひらがなの練習に大切な「はね」「とめ」「はらい」がきちんと学べません。第一、人の手で書いたものではないので、子供達が手書きで真似するのには無理があります。やはり、手書きのものは、馴染みやすく、お手本を真似しやすいですものね。

3. 左利きのお子さんでも、練習がしやすい

「左利きのお子さんにとって使いづらい」というのも、市販の商品の難点の一つです。市販のものは、右利きの人が書くことを前提に作られているため、お手本が左側、右側に字を練習するように配置されているものがほとんどです。こうした配置だと、左利きの子供が書こうとすると、手がお手本の上に乗っかってしまい、お手本を見ることができなくなってしまいます。左利きのお子さんには、右側にお手本、左側に練習するスペース、という配置にする必要があるのです。ワンダーキッズでは、右利き、左利き、両方のお子さんが使いやすいよう、お手本の右側にも左側にもお手本が見えるようにするなど、工夫して教材を作成しています。

4. フレキシブルな教材研究・開発

手作りの教材のよいところは、「すぐに改良や変更が加えられる」、ということです。毎週の授業で、実際に子供達が練習している様子を見て、子供が使いづらそうにしていたらすぐさま改良する。また、子供が苦手としている部分や、練習が足りないと思われるところだけ、追加で教材を作って、補強する。どんな教材が子供にとって使いやすいか、は、実際に使っている子供達が教えてくれます。ワンダーキッズの教材は、そのため、いつだって進化中!なんです。

5. オランダに住む子供に合った教材を

同じひらがなの学習であっても、日本に住んでいる子供とオランダに住んでいる子供では違いがあって当然です。まず、当然のことですが、オランダに住む子供達は、日本に住む子供達に比べて日本語の語彙が少なくなります。市販のプリントで使用されている単語は、日本の生活では目にすることがあっても、オランダでは見たこともないような単語も多く、オランダで生活する子供達にはわかりにくいことが多々あります。そこで、ワンダーキッズのプリントでは、オランダの生活でも身近にあるものの名前などを多用するように心がけています。

また、オランダでは、日常生活の中でひらがなを目にしないため、ひらがなへの新密度が薄いです。そのため、オランダの小学校がスタートする年齢である4歳から、語学としての日本語の勉強を開始するお子さんが多いです。4歳でのスタートということは、日本の子供より早くひらがなの練習をスタートすることになるわけです。子供達の年齢が低い=集中力が長く続かないため、1枚のプリントで練習できるひらがなの量は市販のものよりずっと少なくする必要があるのですね。

ワンダーキッズでは、授業をするだけではなく、子供達にあった教材を作ることもスタッフの大事な仕事の一つだと考えています。そのため、元小学校教員だったスタッフを中心に、子供達が取り組みやすい、また、無理なく学習できるようなプリントを目指して教材研究を進めています。スタッフ数名で子供を観察し、相談し、創意工夫を加えながら教材を作る。誰か一人がやるのではなく、スタッフ同士、気づいたことを報告しあい、意見を交換しながら、協力して教材を作っています。

私自身も、教材を作るときなど、心を込めて、丁寧に字を書く機会が増えました。どうりで、最近、自分の字も少しきれいになったかな?・・・な~んて思うのは、気のせいでしょうか(笑)。