ようこそオランダへ

待ちに待ったこの時がやってきました!この2年というもの、仕事、学業、母親業の間を縫って、こつこつと準備を進めてきたプロジェクト、「福島の子供達の声をオランダの子供達に届けよう」が、ようやく実現したのです!はるばる海を越えてやってきた3人の子供達が、今、オランダに、私たちの目の前にいるのです。「やっと会えたね。」

 

「福島の子供達の声を、オランダの子供達に届けよう」というプロジェクトは、教育研究家であるリヒテルズ直子さんの主導のもと、2年前に動き出しました。中心メンバーとなったのは、ワンダーキッズのスタッフでもある、Yukieさん、Kazumiさん、そして、私。

その時すでに、東日本大震災から3年の時が経っていました。でも、被災地の人々が苦しんでいる以上、決して風化させてはいけない問題だと考え、行動を起こすことにしました。

教育の研究をされている直子さん、そして、ワンダーキッズの活動をしている我々にとって、心に迫ってくるのはやはり被災地の子供達のこと。子供達の辛い過去を受け止めてあげて、明るい未来に向かっていくお手伝いをしたい。その思いから、「子供達をオランダに招待しよう!」というプロジェクトが動き出したのです。

 

3月21日、子供達が乗った飛行機がオランダに到着しました。一週間の滞在中、子供達にはオランダの中高等学校を訪れて、プレゼンテーションをしたり、同年代の子供達と交流をしてもらいます。また、観光地の美しい景色や、絵画の傑作などとの出会いは、子供達の心を晴らすことに一役かってくれることでしょう。水と闘ってきた長い歴史をもつオランダですから、治水事業の歴史や技術についても学ぶ機会を設けました。また、世界中が必要としている「未来のエネルギー源」として、オランダが取り組んでいる新しい試みなども紹介します。

訪問校でのプレゼンテーションに備え、リハーサルをする子供たち。

LAKS(全国生徒行動組織)にて、学生たちに温かく出迎えてもらいました。

 

ユネスコの世界遺産にも指定されている、美しいアムステルダムの街を観光。

今回のプロジェクトには、ボランティアとして、多くの方々がご協力してくださっています。ワンダーキッズの保護者の中にも、子供達のホストファミリーとしてご協力くださっている方もいらっしゃいます。たくさんの人がプロジェクトに関わることによって、「世界には、こんなにたくさん応援してくれている人がいる!」ということを、子供達に肌で感じてもらいたい。それが、子供達に前進する力を与えてくれると信じています。

この場をお借りして、プロジェクトにご協力いただいた皆様、そして、応援してくださった皆様に深く御礼申し上げます。皆様、本当にありがとうございました。